私の最新学習歴

日々の学びを日記として公開します。

2030SDGsカードゲームを体験しました。

先日、一般社団法人イマココラボの2030SDGsというカードゲームを体験できるセミナーに参加してきました。

imacocollabo.or.jp

 SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。SDGsエス・ディー・ジーズ)と読みます。SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。

この1年ほどで、SDGsという言葉が急に広がってきた感じがしますが、資料を読んでもいまひとつ読んでもピンとこなかったので、ハードルが低そうな2030SDGsというカードゲームを体験してみることにしました。

 

2030SDGs自体の説明は、イマココラボさんのウェブページをご覧ください。

https://imacocollabo.or.jp

 

参加者ですが、およそ企業10人、教員4名、学生3名、自治体1人、国際機関1名という感じでした。NPOの方はいませんでした。昨年、日経連の方針に組み込まれたこともあり、ビジネスパーソンが目立ちました。

 

2030SDGsでは、世界のを経済、環境、社会の3つの要素を、それぞれ青、緑、黄色のマグネットの数で表します。プロジェクトを実行すると、その影響で経済、環境、社会の数が変化します。経済が発展するようなプロジェクトを実行すると、環境が悪化するというようなものです。

 

私が体験した今回のセミナーでは、前半は経済優先で環境破壊がひどい世界だったのですが・・・。

前半終了時の世界f:id:u53:20180323200147j:plain

後半になって全体が活発に環境改善を取り組み、10回やって1,2回というSDGs100%達成というような良い世界を作ることができました!

後半終了時の世界f:id:u53:20180323202030j:plain

SDGsの細かいところを勉強するというよりは、なぜSDGsが流行っているのか、必要だとされているのか。SDGsがあることでどんな可能性が生まれるのか、ということをゲームで体感しながら学ぶものでした。

 

SDGsという言葉自体、なかなか一般に理解されにくいものなので、カードゲームという敷居の低いところから、SDGsがどのようなものなのか理解し、徐々に169のターゲットや230の指標など細かなところを文献等で学ぶのが入りやすい感じです。

 

このゲームですが、わかる方には、貿易ゲームと自治体財政シミュレーションゲームSIM2030を組み合わせたようなもの、という印象を受けました。

とりあえず、SDGsって何?という方には、最初の一歩としておすすめできるセミナーです。